ドル建て dollar basis 2004 11 27

11月26日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「戻り鈍い日経平均」
「世界の主要株価のなかで、
日経平均株価の戻りの鈍さが目立つ。」
「夏場からの上昇率を見ると、
海外の株価は、二ケタという例が珍しくないのに対し、
日経平均の上昇率は、2%に届いていない。」

 確かに、グラフを見ると、
日経平均株価の上昇率は、1.73%で、
ダウ平均は、5.68%、
DAX(ドイツ)は、11.52%、
韓国総合は、12.76%、
ナスダックは、17.93%となっています。
 しかし、ドル建ての日経平均株価は、
8.85%の上昇となっています。
これでは、外国人投資家は、何もしなくても儲かったということでしょうか。
 確かに、最近、市場にいるのは、
「短期売買を繰返す個人投資家」と「証券会社のディーラー」という感じです。
外国人投資家の動きは、おとなしく見えます。
 だから、市場には、外国人投資家に期待する声が強くなっています。
しかし、これは誤りだと思います。
このような失敗を続けてきたから、日本のプロ野球は弱体化したのでしょう。
 (最近の株式市場にいる人たち)
短期売買を繰返す個人投資家
証券会社のディーラー
 これでは、力不足です。
早く、外国人投資家が復活しほしいと言うでしょうが、
それでは、日本のプロ野球と同じです。
 今の市場に欠けているのは、
機関投資家と一般投資家です。
こうした選手たちは、ベンチにいます。
そして、時々、国債などを買っています。





























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